控えめでありながら機能的なデザイン” というテーマをジャスパー・モリソンは追い求めてきました。
彼の目指す ”優れたデザイン” とは、必要な要素だけを残した、コンテンポラリーデザインの原型に焦点を当てる、という手法です。
それこそが「Taro テーブル」です。
木のテーブルという目的としてスタートしたのでなく、木そのものの目的を見出す、という作業からスタートしたのでした。
そのインスピレーションは最高の生産ステージで得ました。それは Fredericiaの工場でオーク材の丸太を見た瞬間です。
そのオーク材は「スパニッシュチェア 」など Fredericia の重要なコレクションに使用されるものでした。
その丸太は約150年成長したもので、その丸太を最大限にアピールし、廃棄する箇所を最小限にする、ということを最優先させようとしました。
Taroテーブルからオーク材の美しい味わいが醸し出されています。
それは時とともに美しく経年変化し、シンプルなデザインの中に、気取らず、ただししっかり存在感のある雰囲気を放っています。
円形でも長方形でも、住宅用であっても会議用であっても、Taroテーブルの無垢材ゆえの力強さと、見事な天然木目に惹きつけられます。