サンダウナー – 1948(リーファ)
シドニー湾のアイコンであるオペラハウスを想起させるペンダントです。
自然光の効果を際立たせる独創的な造形能力をもつ建築家として世界に名を馳せたヨーン・ウッツォン。
そのケーススタディーとして取り組んだ分野が照明開発でした。
オペラハウスの国際コンペにおいて衝撃のウッツォン案が採用された1955年から7年程前、建築家としてほぼ無名であった若きヨーン・ウッツォンと彼の友人であるSven Middelboe (スヴェン・ミデルボー)は共同で照明開発会社を設立しました。
SUNDOWNERはその初期のコレクションとしてデザインされ、彼ら自身の手作業で量産されていました。
上下4枚の有機的フォルムのシェードを持ち、その名のとおり中央でジョイントされたシェードから微かに漏れる間接光は日没直前の水平線をインスピレーションしています。
今回の復刻にあたっては全てのディメンションとカーブバランスに繊細で現代的なアップデートが施されました。そして2つの新たらしいサイズを加わると共に、定番色であるWhite は中央シェードをグロスフィニッシュのアクセントへ変更、さらにエディションカラーとしてスペイン・マヨルカ島にUtzon自身のサマーハウスとして建築された ’ CAN LIS ’の外壁で使われた マヨルカストーンをオマージュした新色 Mallorcan がコレクションされました。