「Ocean Collection」は、1955年にナナ&ヨルゲン・ディッツェルがデザインしたチェアとテーブルを、廃棄漁網やビール樽に由来する再生プラスチックを使って蘇らせたアウトドアコレクションです。
メーターはアーカイヴを管理する夫妻の娘にデザインの使用許可を依頼する際、廃棄漁網などを使った新素材について熱心に説明。すると、二つ返事でOKしてくれたのだそうです。
「Ocean Collection」は3色展開で、ブラックとサンドの再生プラスチックの原料の一部にはデンマークの漁船から廃棄された漁網が、またグリーンにはカールスバーグの廃棄ビール樽がそれぞれ使われています。どの製品も分解できるようにできているため、万一処分しなくてはならなくなった際にも、すべての素材をリサイクルに回すことができるのも魅力です。
強度がありながらもソフトな感触で、長時間座っていても快適です。
もちろん、厳しい条件の屋外での使用に耐えられるよう繰り返しテストを行っているので、安心してお使いいただけます。
メーターが掲げるヴィジョン
「make tomorrow better than today」(明日を今日よりも良くする)
をそのまま形にした「Ocean Collection」。
チェア1脚あたりのデータは次の通りです。
・ヴァージン素材で製造する場合と比べて二酸化炭素の排出量を最大82%削減
・ブラック,サンドで使われる廃棄漁網:1.2kg
・グリーンで使われる廃棄ビール樽:1400g