ニノチカ – 1954(リーファ)
一目でそれとわかる真のデザインアイコンです。このランプのフォルムは1939年の映画 「NINOTCHKA (ニノチカ)」 でスウェーデン人のハリウッドスターであるグレタ・ガルボが身につけていた印象的な帽子のデザインがインスピレーションとなり、開発当時にはいくつものフォルムバリエーションを展開していました。
有機的なフォルムとアシンメトリーなドレープをもつニノチカは、下方向に機能的な直接光を、シェード上部からはアンビエントライトを拡散します。
シェード内面の白との外側色のコントラストはさらに立体的な印象を深め、位置によって変化するフォルムは見る人を楽しませてくれます。
現代においてアート、デザイン、ファッション、ポップカルチャーは相互に刺激し合う関係性にありますが、1954年の当時にすでにそれが意識された大変興味深いアイテムです。