Mater(メーター社)は2006年にコペンハーゲンでスタートした企業で、生産者とそれを選択する消費者がともに社会活動に参加するための活動として、商品を開発してきました。
「Bowl Table Waste Edition」は革新的なMatek®を使用しており、繊維ベースの廃材とリサイクルされたプラスチック廃材をアップサイクルすることが可能になりました。さらに、ボールテーブルは分解可能で各部分が新たな生産サイクルに再利用できるようになっています。長くご愛用いただいた後も廃棄物になることのない環境に配慮された商品です。
■Matek®
廃棄物から家具製造のための新素材を作ることでカーボンリサイクルを実現したいと考えたメーターが、長年の研究やテストを経て作り上げた、家具のプレス加工に適した素材。焙煎時に出るコーヒー豆の殻や、ビール醸造工程で発生する麦芽の殻、自社の家具の製造工程で発生する木屑などの繊維と、廃棄プラスチックなどから作られる結合剤を組み合わせたこの素材で、メーターは独自に特許を取得しています。また、廃棄物はBKIやカールスバーグやグローエといった企業との提携によって回収しているものです。プレス成形に適したMatek®は、石やテラゾー、大理石を彷彿とさせる、ユニークな触感と素材感も特徴。撥水性や耐水性にも優れており、アウトドア家具にも適しています。