BM62/BM61は無垢材と藤編み、あるいはリネン編みの背座の構造から成り、
軽やかででエレガントなスタイルです。
背部分のカーブは、食事時には上体が正しく起きた姿勢となり、
また食後長時間リラックスしてもたれる際、最適な角度となっています。
上質な材と見事なジョイントから、高品質感が表れています。
また、このチェアはモーエンセンの実直でシンプルなスタイルの典型的な例で、芸術的な構造美が表現されています。
華奢な木フレームですが、実は驚くほどの強度があります。
背の上部分は微妙にカーブがかかっていることで、背もたれに必要な絶妙な支えとなっています。
また、背の下部分はしっかりとしたサポートがあり、上体を起こしている時も、リラックスしてもたれている時も、程よいサポート角度となっています。
このチェアは最初1958年にP. Lauritzen 社で藤編みのみで製作されていましたが、
1970年代から1990年まで、Fredericia社のコレクションとなりました。
そして20年の年月を経て再び蘇ったのです。
オリジナルの図面とボーエ・モーエンセン ファミリーとの密な打ち合わせから、
この度リネン編みは初めて生産されることになりました。