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3daysofdesignレポート

コペンハーゲンのデザインイベント「3daysofdesign」へ行ってきました

2023年08月18日

3daysofdesignレポート

コペンハーゲンのデザインイベント「3daysofdesign」へ行ってきました

2023年08月18日

「3daysofdesign(3DD)」の特別レポート

 

 

2012年に小さくスタートしたコペンハーゲンの街を舞台に毎年開催されているデザインイベント「3daysofdesign(3DD)」。
回を重ねるごとに注目を集め、10年目となる今年は、280以上のブランドが参加し例年以上の盛り上がりでした。

 

 

“Where Would We Be Without You?”あなたがいなければ何もできない

 

今年のテーマは3DDに関わる全ての人々がデザインで社会や地球全体にポジティブな影響を与え、皆が待ち望む未来への道を切り開くという思いで結ばれた仲間である。

 

3DDの創設者兼ディレクターであるシグネ・ブライダル・テレンツィアーニ( Signe Brydal Terenziani )は「100年後のひ孫たちが楽しめるような世界を作るために、私たちは協力し合って前進していかなければなりません」と語っています。
そのテーマにふさわしく、サスティナブルを強く意識したリラックスで前向きな3日間でした。

 

 

「3daysofdesign(3DD)」は、通常のトレードフェアとは異なり、メイン会場は存在せず、関係者だけでなく一般の人々も自由に参加できるオープンな雰囲気が特徴的です。会期中は、コペンハーゲン市内に点在するショールームやギャラリー、アーティストのスタジオ、倉庫などを巡りながら、誰もがデザインに触れることができます。

コペンハーゲンの街そのものがフェアの舞台となるため、街を歩きながら素晴らしいデザインに触れることができ、どこに行ってもカジュアルで、楽しく、前向きな空気感が漂っていました。自転車やエレクトリックキックボードを利用して移動できるコンパクトな街は、とても便利で居心地の良い雰囲気でした!

家具を実際に使う場所や自然光で見ることができることも3DDの最大の魅力のひとつ。デザイン愛好者にとって、実用性やデザイン性を実感しながら楽しめる素晴らしいイベントでした。

フェアが6月に開催されることで、北欧の自然が最高の美しさを見せ、季節にも恵まれました。長い日照時間と青い空に映える新緑は、本当に心地よい気分で、美しい街並みを眺めて歩くだけでも、心が幸せでいっぱいになりました。

 

1

Fredericia(フレデリシア)

デンマークで最も由緒ある家具メーカーのひとつであるフレデリシアでは、デンマークの巨匠デザイナーの1人ナナ・ディッツェル(Nanna Ditzel)の生誕100年を記念して、展覧会やディッツェルについてのトークショーが開催されました。それに伴い1962年にデザインされた、“チャコニア・チェア(Chaconia Chair)”が限定100脚限定で発表。

同時に、職人技、品質、時代を重視するフレデリシアの姿勢にぴったりな新作も数多く発表しました。

 

デンマーク人デザイナー、セシリエ・マンツ(Cecilie Manz)によるニボー テーブル(Niveau Table)シリーズ
ポルトガル人デザイナー、ウーゴ・パッソス(Hugo Passos)によるゴモラウンジ(Gomo Lounge)コレクション
デンマーク人デザイナー、マリア・ブルーン(Maria Bruun)によるパイオニア(Pioneer)コレクショ
ボーエ・モーエンセンJ39の新色チェアとのシェルフは秋に発売予定

すべて、フレデリシアの美学にフィットした、美しく独創的な新作でした。
フレデリシアの歴史を大切にしながら常に前も向いていく姿勢が反映された新旧の素晴らしい家具が揃った展示会でした。

 

 

2

Mater(メーター)

 

コペンハーゲンのストロイエにある精霊教会の展示スペースにて、「What a Waste!」展が開催されました。この展示で は、テトラパックやアーラなどの企業とのコラボレーションを紹介。 さらに、OEOスタジオ(OEO Studio)がデザインし、メーターが独自に開発した「Matek®(メーテック)」という、全く新 しい素材で作られた新商品であるコンパウンドチェア(Compound Chair)とリリーテーブル(Lily Table)も展示され ました。 会場内では、ネットの使用量を実際に可視化するディスプレイが設置され、視覚的に理解できるように工夫されていてゴ ミがこんなに素敵な商品になることに改めて感銘を受けました! 心地良い気候の中、オーシャンチェアに座ってデザイン談義に花を咲かせる人々で賑わい、カジュアルに楽しい空気感の 中、持続可能な素材やデザインに対する関心を高める貴重な機会となっていました。

 

 

 

3

PP Møbler(PPモブラー)

 

コペンハーゲン市内のトレンドスポットとして知られるカールスバーグ・バイエンに、PPモブラーがブランド初のフラッグシ ップストアをオープンしました。 フラッグシップストアでは、ケアロップヴァヴェリ社で製作されたPPモブラーのオリジナルファブリック「Tønder(トナー)」 を張ったpp701ミニマルチェアが壁一面にディスプレイされていました。また、創業70周年を記念して、ウェグナーの代表 作の1つであるpp225フラッグハリヤードチェアの限定ウェグナー・イエローの発表も行いました。 ウェグナーの傑作が生み出す美しいデザインの世界を堪能することができる、デザイン愛好家にとって必見のスポットと なっていきそうです!

 

 

 

 

4

LYFA(リーファ)

LYFA(リーファ) リーファはガムフラテーシ(GamFratesi)のデザインによる、クラシックなシャンデリアをモダンにアレンジした新作照明シ リーズ「メモア(MEMOIR)」の発表を行いました。

 

 

 

 

 

展示を回る中で、常に私たちがより持続可能な生活を送るために、デザインには何ができるのか?
本当の豊かさとはなんなのか? を考えさせられました。
来場者も例年以上にリラックスした雰囲気で、自然にも人間にも楽しく、心地よく、幸福度ランキングで常に上位争いをしているデンマークのデザインイベントらしさが随所で体感できるイベントでした。
とにかくポジティブなエネルギー満載で、今から来年が楽しみでなりません。

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